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レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校

バンクリーフ&アーペルが支援したジュエリーの学校が今年2月から3月にかけて日本特別講座が開講されるとわかり、受講してきました。

たくさんの講義がある中、私は「ゴールドとジュエリー:古代からルネッサンス期の君主まで」を選択。

古代は今のように女性が主に身に付けるものではなく、権力者が力を見せつけるためのジュエリーだと思うので、どのように変化していくのかが知りたくこの講義を選びました。

プログラムや講師はすべてパリ本校と同じとのこと。

ゴールドは、お守りとして、権力を示すため、男性から女性へ、

古代~中世~ボーダーを引くには難しい内容を分かりやすくまとめてあり、興味深く受けることができました。




また所蔵するジュエリーも特別に見せていただけてとてもワクワクする時間でした。

古代エジプト時代のスカラベのビーズ。カーネリアンの赤はワインような色でした。

紀元前のものが目の前にあるなんてどんなふうにここまで来たのか、考えるだけで感動します。

裏には印章もありました。









もう一つはローマ帝国か、ビザンツ帝国の時代のゴールドの天使のピアスでした。

ゴールドの色濃い!

正しい言い方ではないですが濃度の高い・密度が詰まってる感じです。

ウェディングのジュエリーとして使われていたそうです。

天使、愛のキューピッドですもんね。

中が空洞のボール状に成型されたパーツがついていましたが、紙風船のようにつぶれていました。でも、この時代にどうやってつくられたのだろう。

高い技術がうかがえます。


講義の最後はちょっとしたゲーム

数枚のカードが配られます

時代に沿って紹介されたジュエリーのカードなのですが、どの地域のジュエリーなのか

カードを地図の上に置いていきます。

メソポタミア

古代ローマ

ビサンチン

難しかったです。一緒のテーブルの方がほとんど置いてくれました。(すごいな)

地図の上にカードを置いてみると面白いです。文明は川の近くで起こり、発展していく、というのがジュエリーを通して実感することができました。


最後には受講証明書もいただけましたよ!














英語と通訳の方の日本語を聞きながら充実した4時間でした。




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